古民家などの伝統構法の建物は地震の際には揺れますが、揺れて力を逃す「免震的」な建物です。
現在の在来構法とは、地震に対する考え方が違います。現在の在来構法が地震に弱いという訳ではありませんが、伝統的な古民家などからもう一度学ぶべきものは多いと思います。戦後60年余りの歴史しかない「在来構法」が歴史有る「伝統構法」に勝つにはまだまだ時間が掛かりますし、勝ることは無いのかも知れません。平安時代も、江戸時代も地震はありました。その度に先人たちは「残すことの出来る構法」を創造してきたのだと思います。
■早稲田式動的耐震性能診断とは・・・
元早稲田大学理工学術院教授 毎熊 輝記氏が策定した動的耐震は地震時に発生する共振的振動とそれに伴う建物の変形を簡便な調査方法で検討・検証します。現在一般的に行われている耐震診断は、図面や目視で建物の地震に対する安全性を判断する静的耐震診断です。
これに対し動的耐震診断は微細な常時微動を測定し、その振動特性により耐震性を評価する方法です。また専用の装置でおこなうので、1時間程で診断可能な手軽さも魅力的です。
今月は下記にて無料説明会を開催致します。建築に関わる方のご参加をお待ちしております。
◆福岡会場◆
6月16日(土) 18:00〜 主催:(社)福岡県古民家再生協会
◆広島会場◆
6月17日(日) 13:00〜 主催:(社)広島県古民家再生協会
◆滋賀会場◆
6月19日(火) 18:30〜 主催:(社)200年住宅再生ネットワーク機構
6月19日(火) 18:30〜 主催:(社)200年住宅再生ネットワーク機構
マスコミでも多くとりあげられ、ユーザーから診断依頼が増えているようです。
まだ説明会参加可能です。お近くの会場にご参加されてみてはいかがですか?