古民家は築50年を経過した木造住宅を指します。古民家がなぜ、こんなに長持ちするのか???
ただ単に、大きな木を使っているからだろうか???
もちろん、古民家でも朽ち果ててしまう古民家は少なくありません。
今、日本の住宅は30年が耐用年数(代替り周期)と言われています。
果たして今の家が30年しか持たないのか???
そうでは、無いと思います。もちろん資材や建築の考え、構法も変わって参りました。
一番忘れているのは、家のメンテナンスではありませんか?
メンテナンスフリーと思っていませんか?ちゃんと毎年、メンテナンスをしてあげる事で長持ちします。
悪いところは、都度治して行けばいいのですから。
また、家を建て受け継いで行くという考えも薄れています。
自分の生きている間、もてばいい。そんな考えありませんか?
そして、構造材には拘って欲しい。と思います。ただ単に国産材を使用しているからOKではありません。
今、国産材活用を推奨されていますが、実際国産材自給率は30%を切っています。
70%以上は海外からの輸入木材です。
しっかり「住まい」を学んで欲しいと思います。
中四国ツアーが終了しました。今回は、シロアリの事をたくさん学ばせて頂きました。
建築のプロ達が知らないこと沢山あるんです。それでも住宅はたくさん建って行きます。
やはり、消費者自身が知識を身につけないといけない時代です。
そして、建築のプロは様々なことを知り、消費者にホントの事を伝えていかなければ取り残されると思います。
そんな事を感じさせられた中四国ツアーでした。
住育コンシェルジュ・木のソムリエ・伝統防除技士は専門の住まいに関するホントの事をお伝えします。