健康な家って結局どんな家なんでしょうか？
インターネットで「住宅 健康」って検索すると全国の有名な工務店が名前を連ねます。
シックハウス症候群 １９９７年にホルムアルデヒドの室内濃度指針値を公表し、２００３年には建築基準法が改正されました。
シックハウス症候群の主な原因として・・・
新築やリフォームをしたときだけの問題で、住宅を建てるときに使用される建材からの化学物質だけが原因と思われがちですが、建材以外にもカーテンやじゅうたん、家具などから揮発する化学物質や、日常生活用品、ダニやカビなど様々な原因によって室内空気が汚染されています。
シックハウス症候群の要因には以下のようなものが挙げられます。
- ■建材から揮発する化学物質
- 化学物質を含有・添加した新建材が多用され、そこから揮発する化学物質によって室内空気が汚染されてしまっています。壁紙、接着剤、合板、塗料などあらゆる建材が室内空気汚染の原因になっています。
- ■家具などから揮発する化学物質
- じゅうたんやカーテン、家具からも化学物質は揮発しています。接着剤や難燃剤、防虫剤など様々な化学物質が用いられています。
- ■換気不足
- 住宅の高気密・高断熱化が進みましたが、換気対策が遅れたために、室内空気汚染の原因となってしまっています。計画換気の必要性への認識が不足しています。
- ■ダニ・カビ
- 高湿度で結露を起こしやすい住宅では、ダニ･カビが発生しやすくなってしまいます。ダニやカビによるアレルギーなど、健康に悪影響を与えています。
- ■体質の変化
- アレルギー体質の人や化学物質に過敏な体質の人が増えています。またストレスなどの心理的要因なども、シックハウス症候群の原因ひとつではないかと考えられています。
- ■日常生活用品
- 化粧品やタバコ、スプレー類、防虫剤、暖房器具などの日常生活用品から発生する化学物質も原因となります。
上記にありますが、「建材から揮発する化学物質」「換気不足」なんかは、建築において発生する問題のひとつです。
２４時間換気を設置義務がしかれ今では一般的ですが、建材から揮発する化学物質と気密性が高まっての換気不足。だから強制的に換気をしないといけない。という矛盾。昔の家は、気密性が低く自然換気をしてくれていました。また昔は現在のように工業製品を多用しない、持続可能な循環型の資材を活用しているため、有害な物質は極めて低かったのでは無いでしょうか？
しかも、その２４時間換気を止めている方が多いとい現実。
また、シックハウスの保証などもあるようです。ちょっと気になって何年保証か調べてみると、引渡後３年以内にシックハウス症候群を発祥した場合で、除外の項目には、「自社以外の建材および搬入設置している家具等、自社の素材以外の物質から発生する化学物質が原因と想定される場合。」や「ご入居前から化学物質過敏症もしくはその疑いがある方」は除外という事実。
今、基準として「F☆☆☆☆」（フォースター基準）があり、一定の基準以下の建築資材しか使ってはならないことになっています。
「ホルムアルデヒド等の吸着剤」（キャッチャー材・約３年で効力が消えるといわれています。※吸着剤によっては耐用年数が異なりますが永遠ではありません。）が塗られており新築時は問題ないですが将来にわたり「住宅の２４時間換気は必須」だそうです。
効力の消える約３年で保証が終わりという事は、その後は知りませんと言っているのと同じ事だと思います。
もし、永遠に大丈夫であるならば、もっと長い保証をしてあげる事が、お客様に対しての「優しさ」ですよね？！
それを「消費者は知っているのか？」（作り手も知らないかもしれない・・・）
今、家を建てようとされている方は、その会社からこうした説明されていますか？決まりだから２４時間換気が必要であるとかで済まされていませんか？決まりがあるという事は原因があるという事。
今、中国が大気汚染などで問題になっていますが、決して身近の所を忘れてはいけないと思います。
古民家は歴史の詰まった住宅であり、現在も生き続けている住宅です。
学ぶことは多いと思います。
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