平成の大工棟梁

前社長 井上顧問からのブログ記事を転載・・・。

「大工さん」の世界では・・・
最近はスマホで欲しい工具を
インターネットで注文する大工さんが増えているそうです。
工事現場の住所を伝えると現場に届き、ホームセンターよりも安いらしい。
もちろん大工道具屋(金物屋)さんより安いらしい

また、
仕事が少なくて廃業した大工さんが、電動工具をオークションで出していて
中古がとても安く手に入るようです。
ハウスメーカーの仕事はほとんど組み立てですから、
ほとんど工具が要りません。
かなづちと電動ドライバーさえあればOKです。

組み立てハウスとは味気ない話ですが、これが現実です。
そんな中、腕で勝負される棟梁大工さんもおられます。

そんな人を「時代に逆向して応援したい!!」そう考えて
「大工棟梁の育成」への挑戦をスタートさせました。


「古民家再生」には大工棟梁が必要不可欠ですし、
「持続可能な循環型建築社会の創造」には大工棟梁は欠かせません。

この事業は「住育委員会」と同じく「10年かけてやろう」と考えています。
3年目に入った国土交通省に「理解を示して」頂いた「再築基準」は
国土交通省が認めて頂くまで6年くらいは掛かると考えてスタートしました。

「大工棟梁を育てるコト」は10年くらい掛けてやる事業です。

>ここまで

8月24日・・・東京で第1回会議の開催です。時代を動かします。