近年多い・・・線状降水帯(せんじょうこうすいたい)。
発達した雨雲(積乱雲)が次々と同じ場所を通過・停滞して、線状に連なって非常に激しい雨を降らせる現象をいいます。
また、最近はスコール的なもの多いですよね。
線状降水帯が近年よく耳にするようになりましたが、何故おきるのか?調べてみたら。
🌡️ 1. 地球温暖化による海水温の上昇
* 海水温が高くなると、大気中に**含まれる水蒸気の量が増加**します。
* 水蒸気は雨雲(積乱雲)の“燃料”となるため、**より激しい雨雲が発達しやすくなる**。
* 結果として、**同じ場所に大量の雨をもたらす線状降水帯が形成されやすくなる**。
🌬️ 2. 停滞する前線や風の流れの変化
* 日本付近では、**梅雨前線や秋雨前線が停滞しやすい状況**が増えている。
* 上空と地上の風の流れが変わり、**発達した積乱雲が同じ場所にとどまりやすく**なっている。
🛰️ 3. 観測技術の向上
* 気象庁のレーダーや人工衛星によって、**線状降水帯をより細かく検出できるようになった**。
* そのため、「昔からあったけど見逃されていた現象」が、**今では「線状降水帯」として明確に認識されている**という側面もある。
温暖化による大気の変化と、気象条件の変化が複合的に影響して、近年は線状降水帯が発生しやすくなっています。**
環境が変わり、生活も気をつけなきゃですね。