木のソムリエ

木のソムリエとして消費者に木のホントのことを教える資格者が考える

長持ちする家づくりを少しご紹介します。

・「家を持ちたい」

・「庭付きの一戸建て住宅が欲しい」

・「大きいシステムキッチンで、ユニットバスは広く」

・「玄関のタイルのデザインは」・・・etc

「木造住宅に住みたい」と思っていても、

「私の故郷の50年以上前に植林され たしっかりした杉材をつかって欲しい」とはなかなか言えません。

予算が決まり・・・「木のこと」は業者さんを信頼してお任せ!

こんなケースが現実だと思います。

家が長持ちするかどうかは何で決まるのでしょうか?

それは、「構造木材」=「木材」の種類や乾燥の仕方で決まります。

しかし、現実には消費者は、その「木材」について関わることが家造りの中では 少ないのです。

「木材は判らないから業者さんにお任せするしかない」 家づくりをされる方の多くの方がそうおっしゃいます。

システムキッチンのグレードや価格で家の寿命が決まるのではないのです。

「骨組みに使う木材の善し悪しこそが家の寿命が決める」のです。

実は、「業者さんも木の本当のこと」を知らない人が多いのです。

建築の学校や「木のこと」を学ぶことはありませんし、

建物を建てる際に守るべ き建築基準法でも木材についてあまり書かれていません。

今の時代は「木」を「ヤング係数」という「数値」でのみ評価しようとします。

それは「測定値の木の強度」=「数値」であり、10年後、30年後の「木の強 度」ではありません。

建築寺の「数値」も大事ですが30年後の「木の強度」はもっと大事だと思いま す。

いい木材を消費者自身が学び・知り、選ばなくてはなりません。

20130908朝日新聞(カラー)

そうしたお手伝いをさせて頂くのが「木のソムリエ」です。

この秋より「木の住まい教室」を各地でスタート致します。

お近くの協会は下記のホームページをご覧下さい。 ⇒ http://www.kinosumai.org/

どれくらいの業者が同感してくれるでしょうか?同感し共に活動頂ける方も募集しています。