もともと、木に生業とする材木屋さんを対象として始めた「木のソムリエ」や「木の住まい支援協会」
もう始めてから1年6ヶ月が経ちました。当初半年ほどは、建築業の方達が消費者に木の良さを伝えたいからやりたい!戸の声を受けても頑にお断りしていました。
1、消費者に日本の木の良さを知って頂き、素晴らしい木の家を建てて欲しい
2、日本の木材自給率が向上することで、林業を活性化したい
3、弊社の原点である全国の材木屋を元気にしたい
という想いがありました。
しかし、残念ながら純粋な材木屋(リフォームや建築をされない)さんで賛同頂ける方は僅か・・・。
その反面、材木屋でもリフォームや建築をされる会社さんは賛同されます。
この違いは何だろう・・・・。考えました。
材木屋のお客さんは誰だろう・・・。それは、材木を卸す建築屋さん達なんですね。
家を建てようとしている消費者が直接のお客さんでは無いんです。
しかし、建築をされる方は違います。
お客さんは家を建てようとするお客さんです。特に地場産材にこだわる会社さんは特に木についてお客さんに伝えられます。
ですので、この取組みに対して前向きなんですね。
昨年、半年間押し切ってきましたが、
・建築屋さんでも消費者に木の良さを伝えたい
・お客さんにちゃんとした家を建てて欲しい
・日本の林業を元気にして、元気な日本の森を未来に残したい
そんな想いをもたれた建築屋さんであれば可能とさせて頂きました。
現在、全国に木の住まい支援協会が立ち上がり、地域の林業組合や関係団体と協力して木のソムリエツアーを開催しています。
1都道府県あたり1協会とし、現在は活動させて頂いています。
昨日もとある地域の建築屋さんより、この取組みに参加したい・・・とお話を頂きました。
嬉しい限りです。決して、母体企業の営業手法の為の取組みではありません。
地域に密着した取組みをおこなっていただくので、負担(時間や準備)などは掛かります。
しかし、必ず必要なことだと思います。
きっとこうした、活動が出来る経営者さんは、母体事業もしっかりやられるんだろうなぁと感じます。
そこで、改めて・・・
日本の木にこだわる建築屋さんを募集します。
現在、日本の木材自給率は27%前後。しかし、国土に占める森林面積は世界第3位。
それにも関わらず、海外からの輸入木材を多く利用している現状・・・。
林野庁は木材利用ポイントをスタートしています。もちろん、経済活性化もあるのでしょうが少なからずとも地域材の活用を推しているもので、せっかくこのような支援をして頂けるのですから、地域材を利用して欲しいと思います。
補助をもらう為に、ギリギリのラインで利用量を達成するのでなく、地域材100%で建てて欲しいですね。
日本には日本で育った木が良いと良く言われますよね。ならば、使うべきです。
解っておきながら、利用しない建築屋さんも少なくないと思います。
もう一度・・・
日本の木にこだわる建築屋さんを募集します。
活動をご希望される建築屋さん・・・一度、私までご連絡ください。
木の住まい支援協会全国連合会 ⇒ http://www.kinosumai.org/