今年の夏、初めて古代山城を見ました。
(八角形鼓楼)
行ったのは熊本県山鹿市の鞠智城。7世紀後半に倭軍が朝鮮半島の白村江で唐・新羅の連合軍に敗れて、その来寇に備える軍事拠点と位置づけられて築城されたものであろうとされています。
九州を統治していた大宰府やそれを守るための大野城・基肄(きい)城に武器・食糧を補給する支援基地だったようです。
(米倉)
古代山城の位置づけとして、飛鳥時代から奈良時代にかけて築かれた山城のうち、現代でいうところの朝鮮半島にあった国々との類似点が指摘されるものを一般に指すようです。
この鞠智城がある歴史公園 温故創生館では、様々な資料が見る事ができます。
八角形鼓楼の構造が断面で解説されています。
五重塔と同じような原理ですね。
『心柱』は、いわゆる住宅の大黒柱のような建物を支えるはたらきは全くしていません。
『心柱』は塔を安定させるヤジロベイのおもりのようなはたらきをしていると考えれば良いのでしょうか。
結構、こういうの好きな人多いハズ☆
鞠智城 ⇒ http://www.kofunkan.pref.kumamoto.jp/kikuchijo/index.php
古民家鑑定士 ⇒ http://www.kominkapro.org/