2011年3月11に発生した東日本大震災から2年が経過し、被災地でない地方では、既に風化しつつあります。
この大震災で多くの方が犠牲となり、住処も津波で流されたりと大変な事態がおこりました。
同月に私たちは、「古民家無償貸与」という支援を約1年半の間、実施させて頂きました。
全国に眠る空き古民家を所有するユーザーに呼びかけ募集をし、震災で犠牲になった方達へ無償マッチングをおこないました。
この活動はマスコミ等はもちろんですが、全国の古民家鑑定士さんが一つになり実施できた支援でした。
我々は、東北の古民家を再生する支援をスタートさせます。
建て替えやリフォーム予定の住宅等に伺い、構造木材が再活用可能か鑑定し、新築住宅への活用方法のアドバイスやサポートを無償でおこないます。
建て替え等による経済的負担の軽減並びに、震災前の思い出を残していくお手伝いをさせて頂きます。
まだまだ使用出来るのに解体してしまう古民家を少しでも残していく事で地域の伝統や文化を守り、魅力ある町づくりをおこなう事で多くの観光客や移住希望者を集め、更には故郷を離れた住民の方が再び我が家(ふるさと)へ戻る事も可能になると考えます。
お金の支援ではありません。方法論として支援をおこない、行く末永く発展に繋がる方法をアドバイスしていきます。
この支援は古材鑑定士を中心とし支援をして参ります。
運営元は一般社団法人住まい教育推進協会。企画・コーディネーターは一般社団法人古民家活用まちづくり機構
東北の窓口として、一般社団法人古民家再生協会宮城、一般社団法人岩手県古民家再生協会、一般社団法人福島県古民家再生協会にておこないます。
今月26日に宮城県にて記者発表を実施致します。
ふるさと古民家再生支援・・・http://shien.kominka.net/