震災から15年

今日は3月11日。東日本大震災の発災から15年となります。

2011年3月11日14時46分に発生した東日本大震災は、私たちに災害の恐ろしさだけでなく、地域で暮らし続けることの尊さ、そして日頃から備えることの大切さを改めて教えた出来事でした。

15年前の今日、私は広島県福山市で古民家鑑定士の講習試験を実施していました。受講者は1名、兵庫県から来られた宮大工さんでした。講習試験を終え、次の訪問先である山口県へ移動しようとロビーに出たとき、大型テレビに映し出されていた津波の映像を目にしました。今までに見たことのない、信じられない光景を、今でも鮮明に覚えています。
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当時、私はこの会社に来て2年目でした。翌朝、当時社長であった井上より「まず義援金を集め、現地に届けよう」と声がかかり、全国の仲間の協力を得て、岩手県・宮城県・福島県で活動していた当時の古民家再生協会へ義援金を届け、地域の子どもたちの支援に役立てていただきました。
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さらに震災から17日後には、地方へ疎開したい方に向けて、全国の空き家・古民家を一定期間無償で貸し出す「古民家無償貸与」をスタートしました。安全面を考慮し、全国の古民家再生協会やボランティア古民家鑑定士の協力のもと簡易調査を行い、安全が確認できた物件のみを掲載したことで、多くの方に地方へ疎開していただくことができました。
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15年という月日は一つの節目ではありますが、復興は決して「終わった」と言い切れるものではありません。私たちが日々取り組む空き家対策や古民家の活用、地域に人が住み続けられる環境づくりも、突き詰めれば地域のしなやかな強さを育てることだと思います。震災の教訓を記憶で終わらせず、行動につなげていく。
未来の子どもたちのために、安心して暮らし続けられる地域を一つひとつ残していきたいと思います。