2009年に古民家ネットワーク(当時は古材倉庫グループ)に加盟する企業が、地域の古民家を鑑定調査を実施し次世代に古民家を残す活動と古民家の市場創造を目指し古民家再生協会が誕生して来年で10年。
当時は、古民家は建築基準法制定前の建物が殆どで既存不適格住宅として、解体除去が善とされていました。
しかし、日本の文化や歴史がつまり後世に残すべき家屋として、全国の仲間たちと共に活動することで世の中は変わってきました。
2年前には古民家再生議員連盟(自民党)と古民家再生議員懇話会(公明党)が立ち上がり、ともに活動できるようになりました。
そして同時に東京での会議も以前に加えて増しましたが、しっかりコミットいただける加盟企業のメンバーがいらっしゃることで前へ前へ一歩ずつ駒を進めることが出来ています。
今年は国土交通省住宅リフォーム事業者団体として認定されました。
持続可能な循環型建築社会の実現には、今日本で問題視されている「空き家」「高齢者問題」こうした世の中の状況をしっかり連携させる必要があります。
古民家の空き家はゴミでなく、地域の資産。そして高齢者は、まだまだ活躍できる。
古民家再生協会が中心となり、古民家ネットワークは地域に根付いた活動を展開しています。