3月2日放送。
今夜のこれかラジ人は、㈱アステティックスジャパン 社長「河野公宏」さん。
桝形 今日はうぐいすの初鳴きが観測されたそうで・・・^^
今日のお話しの中でうぐいすの鳴き声が聞えたら素敵だと思うんですが
アステティックスジャパンとはどういう会社なのか教えて頂けますか。
河野 はい。全国の古民家とか古材とか、日本のいいものを残してゆくことを掲げた会社です。
全国の工務店さんとか、大工さんとかが参画頂いているネットワークを運営している会社です。
桝形 ここでひとつ疑問に思うんですが、古民家と中古住宅とはどう違うんですか?
河野 古民家はですね、私たちが運営させて頂いている資格の中に古民家鑑定士というものが
あるんですが、その中で定義付けがひとつありまして、築50年を経過する木造家屋。
ですので今で言うと昭和40年前に建てられた家という事になります。
桝形 山本さんは50年以上の建物って記憶ありますか?
山本 僕の遠縁にあたる所の家が昔の母屋みたいな所で・・・
桝形 そこはどうでしたか?
山本 怖い(笑) 広すぎて怖いし、色んな音が鳴るでしょ。
桝形 これは河野さん、言いたい放題ですけども(笑)
河野 ほんとこれ良く言われることやと思います。ていうのが、暗いとか使いづらいとか
寒いとか、幽霊が出そうとか(笑)もうマイナスのことはいっぱい言われますね。
桝形 はぁ。そのマイナスと云われる古民家を再生させようとするんですか?
河野 多分現在の住まい方が良くなりすぎた・・・。でも、そこには古民家だからこそいいもの
が沢山あって、例えば家族とのかかわり方とかコミュニケーションとか現在の家では
味わえないものがありますよね。
<詳しくはポッドキャストでお楽しみください>
桝形 古民家再生協会愛媛 代表理事でもいらっしゃいます河野さん。
今回映画を上映されるそうで?これはどんな映画ですか?
河野 愛媛で全国で52番目に設立しまして、それを記念しまして今回
映画会を上映します。
桝形 どんな映画ですか?
河野 今から4年前に発生しました、東日本大震災で今回映画の舞台に
なりました、天に栄える村「天栄村」というのが福島県にあるんですけども
米農家さんたちが放射能の風評被害で一旦は落ち込みかけたんですけも
もう一回未来のこどもたちの為に地場を作ろうと紛糾された様子をドキュメント
で描いた作品で、僕らは住まいという部分、地元の方々は食という所で
理念が合いましたので、是非支援をしたいということで3月11日映画会を
開催したいと思っています。
入場無料です。
桝形 これからの為に今河野さんは何をしていますか?
河野 古民家という言葉が正解共通語になるように頑張っています。
山本 ぼく50年という節目が面白いなと思いまして、前にご紹介しました豊後高田ていう
大分県の町で、昭和の町、昔の商店街が観光地として今ブームになっている。
あれも50年なんですね。だから何か歴史的な建物に価値を見出すのが50年って
いぃ節目なのかなと思いましたね。河野さんにお願いしたいのは、
色んな事象をどんどん広めて貰って、みんなが古民家がいいなって思う雰囲気を
是非作って頂けると、価値が上がってきてそこで初めてお金を生み出していける
んじゃないかなと思いますね。