筑波山の北側に位置する真壁町。ここには伝統的建造物群保存地区として認定されています。
<以下文章 茨城県教育委員会HPより転載>
真壁町は真壁城(国指定史跡)に付属した集落に起源を持ち、町割もその頃のものを継承しつつ、遅くとも慶長20年(1615)までには成立していたと考えられる。笠間藩の支配となった後は、城に代わって陣屋が置かれ、周辺地域の物産が集散する在郷町として発展し、北関東及び東北地方への木綿販売の拠点としても繁栄した。
江戸時代は陣屋を中心とし、東西に延びる4本の主要な通りに沿って5町が形成され、周囲を藪や柵によって画されていた。町並みは茅葺家屋が主体であったとみられるが、天保8年(1837)の大火後は、蔵造(くらづくり)の町屋が次第に普及していった。近代には陣屋が廃され、跡地西半が改変を受けたが、近世初頭以来の町割は現在も良く残されている。
桜川市真壁伝統的建造物群保存地区は、戦国期を起源としつつ、近世初頭に成立した町割を良く残す。町並みには、近世後期から近代にかけての多様な伝統的建造物が残り、筑波山北麓に栄えた在郷町の歴史的風致を今日に良く伝え、我が国にとって価値が高い。
そんな真壁の町並のそばにある古民家を茨城県古民家再生協会監修のもとリフォームが進んでいます。
お施主様ともお話させて頂きました。来年3月には完成予定。
今後、大工工事に入り、お施主様と共に塗り壁もおこなうようです。
茨城県のお問い合わせはお気軽に古民家再生協会へ
一般社団法人茨城県古民家再生協会
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