「古民家」・・・どうしたらいいですか?
古民家のお問い合わせが多くなっています。各地の古民家再生協会もお問い合わせが多い様です。
本部である弊社(一般社団法人200年住宅再生ネットワーク機構)には更に多いです。
多くのメディアに出させて頂いていることから、幅広い世代の方にご連絡頂きますが、残念なのは対応しきれない地域。
古民家再生協会があり、会員さんをしっかりサポートされている地域は問題なく古民家鑑定を始めご相談を対応頂いています。
しかし、協会が無い地域。
無いということは、古民家鑑定の実績もなく過去に対応したケースでも他県の古民家再生協会が出向いておこなって頂いていました。
他県のため、しっかりとしたサポートが難しかったりと良いことはありません。
出来ることなら・・・地域に古民家鑑定士さんがいて対応頂けること。。。が本当にベストなんだと思います。
古民家を所有されている方が、古民家鑑定をお願いしたい。という案件も増え、
鑑定結果によっては
・建て壊しせずに残していくことを決意
・売却したい
・賃貸として貸し出したい
・リフォームをしたい
・新築にするけど、使えるモノは使いたい
・維持出来ないので解体するけど、古材をどこかで活用して欲しい
こういった方に別れます。
古民家鑑定士はあくまでも鑑定をおこなう方です。
古民家鑑定を営業ツールでなく古民家を調査する専門員として鑑定時にしっかりとお施主様とコミュニケーションを取られ、
その後、鑑定書が出来上がった暁には、状況をしっかり説明してあげる。
そうする事で、お施主様は古民家鑑定士さんに「信頼」され古民家鑑定をおこなって「喜び」を感じて頂けます。
(*もちろんしっかりと誠意をもって鑑定をおこなわない場合は真逆ですよね。)
そして、古民家を修復や残念ながら解体などしようとした際、お施主様としっかりとした「信頼関係」が出来ていれば、一番にご相談が来ます。
なぜならば、古民家鑑定を通じてそのお宅の状況を十分に把握され、信頼されているのですから、全く知らない業者に声をかけることは考えにくいですよね。
ただでさせ、建築業界は営業が強いと一般の方は嫌厭されます。
そういった考え方は弊社の松山講習や各地の例会などで共有可能です。
(本日 第71期松山講習にて)
建築士さんや工務店さんなど、建築に携わる方に是非、古民家鑑定士を取得頂きたいなぁって思います。
地域に古民家鑑定士さんが増えると、その地域で古民家=古民家鑑定をおこなうという認識が高まりますよね!
建築に携わる皆さん?日本の伝統建築である古民家残しませんか?
今だけを考えて簡単に「建て替えましょう!」とか言われていませんか?
所有者にはいろいろな想いが詰まっています。そんな、想いが解る方が多く誕生されたらと思います。
全国各地で講習・試験開催しています。地方の場合は毎月の開催はありません。
スケジュールを見て、調整ください。
古民家鑑定士試験サイト http://www.kominkapro.org/
古民家鑑定士試験スケジュール http://www.kominkapro.org/s_test.html