松山の同世代経営者であるN社長が、自身の自宅を本日上棟おこないお餅まきがおこなわれ駆けつけてきました。
立派なお宅なのはもちろんのことですが、お餅まきをおこなうことに共感しました。
お餅まきは…
上棟式での餅まきは、「散餅銭の儀」という災いを祓うための儀式の中で、餅と銭をまく事がもとになっているようです。
家を建てることは大きな厄災を招くという考えがあり、その厄を避けるために餅や小銭をまいて他人に持って帰ってもらうという説があります。
古い時代には、家を建てるということは、(地域)の共同体による共同作業でした。
「家を建てる」=「富がある」ということの象徴で、その富を地域の共同体で分け与えることで、厄災(家を建てられない人の嫉妬も有ったと思います)を避けるために、神饌であり保存食でもある『餅』や富の分配の形としての『小銭』をまく(分配する)ことが、地域の共同体の中での生活を円滑におこなうための習慣だったようです。平安時代から鎌倉時代にかけて上棟式そのものの習慣が広まり、一般庶民も行うようになったのは江戸時代からだそうです。
私も6年くらい前に、自宅を建てたときにお餅まきをおこないました。
お餅まきもいう風習が、少なくなるなか、こうした日本の文化を大切にするN社長に共感です!
おめでとうございました(^-^)
たくさん拾わせて頂きました!