交付金の使い方

今朝のニュースで愛媛県西条市の大型事業について問題が取り上げられていました。

これは、約26億円規模の大型事業として、多目的ホールの新設を含む施設整備計画を、市民や議会への事前説明なしに進めようとしたことが明らかになり問題に。
この計画は市民や議会からの了解が得られていないまま進行していたことから、透明性と民主的プロセスの欠如を指摘され、大きな批判に。

今回の交付金は、内閣府 第2世代交付金 (ソフト事業・拠点整備事業)」の一部である、「官民協働の地域運営体制による地方創生プログラム」による交付金。

項目 内容
交付金名 内閣府「第2世代交付金(ソフト事業・拠点整備事業)」
対象プログラム 官民協働の地域運営体制による地方創生プログラム
補助率 事業費の半額(内示による)
計画されていた事業内容 多目的ホール新設(防災拠点含む)、温泉施設の改修による健康増進施設整備
問題点 議会・市民への事前説明・同意がなく、透明性や手続きの正当性が問われている

全国で各種交付金等を活用したまちづくりを進める中、プロセスを飛ばすと大きな問題にも繋がります。

トップダウンで、動いた職員さんも可愛そうにも思えますね。

どんどん能動的に動かれる職員さんが輝ける行政運営ができると各種交付金も活用しながら、まちづくり出来るんだと思います。