一昨日は、愛媛県宇和島市吉田町にある「国安の郷」へ行ってきました。
ここには、農村民家、武家屋敷、漁家、庄屋屋敷など吉田町の昔の建物を移築し保存されています。
最近、日中暖かくなったことで、梅の花と藁葺きの民家が良い雰囲気でした。
ここへ来るのは２年振り。それぞれの民家で異なった作りをしており、勉強になりますし楽しいひと時です。
今回は、５月に改訂される古民家鑑定士の資料取材と古民家鑑定士の実技講習会を開催しました。
遠くは、鹿児島・広島・大分、そして地元愛媛の古民家鑑定士さんが集まり古民家鑑定を実践しました。
改訂される調査表を実際に用いて（全国初）、２チームに別れ隅々鑑定をおこないました。
建築士の方でも古民家となると解らない部分があり、得意な部分を皆で協力して進めていきました。
その間、私は各民家をグルグル回り、資料用の写真撮影。今にも昔の人たちが出てきそうな雰囲気は時代をタイムスリップした気分です。
参加頂いた皆さんの印象は「とても楽しそうだった」ということです。
そして、次の課題が見つかったようで開催して良かったと思います。
今回の実技講習は、古民家鑑定士の学習教本を執筆している川上氏が自らインストラクターをおこない、参加者の不明点も即座に回答し充実していました。
この後、全国数カ所で改訂される古民家鑑定調査シートを用いての実技講習会が開催されます。
５月２４日 金曜日 埼玉会場
５月２５日 土曜日 滋賀会場
５月２６日 日曜日 福岡会場を予定
詳しくは、お気軽にお問合せ下さい！お問合せフォーム
この時点で勘がいい人なら気付いたかもしれませんが、古民家鑑定士の改訂に伴い資格取得の講習内容・試験内容が５月より変わります。過去の流れから言うと改訂と共に資格取得の難易度が高まり残念ながら不合格になる方も増えて行きます。もし取得をお考えの方・・・「今」が取得チャンスです。。。
【古民家鑑定士に関して】