今月は兵庫、岐阜、三重、奈良、広島を廻らせて頂きます。
古民家鑑定士さんが増え、協会が出来き地域が活性化している地域、古民家鑑定士さんがほとんどおらず、協会もなく活性化していない地域。
近日、協会を立ち上げられていく地域。
地域が変われば、考え方や文化も少なからず変わります。
全国くまなくバックアップ出来る体制をととのえ、1棟でも多くの古民家を守ること。
そして、守りたいと思う古民家鑑定士さんを誕生させること。大事だと思っています。
コツコツと各地域で、市場創造です!
兵庫・岐阜・三重・奈良・広島近県の方は是非、お近くの会場をご検討下さい。
上記の都道府県は私がお伺いします!会いませんか?(笑)
今回廻る会場は全て試験を受けることが可能です。
<古民家鑑定士とは???>
古民家鑑定士とは、厚生労働省認可財団法人職業技能振興会により、古民家の評価をすることを目的に創設された公的な資格です。
古民家鑑定士は、築50年以上の日本の住宅で使われていた伝統的な構法(伝統構法)並びに在来構法を理解し、そこに使用される伝統的な資材に精通し、古民家で培われた日本の気候風土に合った持続可能な住環境を次世代に継承していく為の知識と経験を兼ね備えなければいけません。
その為には、解体された古民家などの建物から産出される木材や瓦、その他の資材を建築分野において再活用するための専門的な知識を身につけ、持続可能な建築物の調査、再活用の提案を行う事を業とし、未来の子供達に残すべき日本の住文化を守り、活かし、伝えていく事です。それをユーザーに解りやすく伝える為に、古民家を調査し、古民家鑑定書を発行する業務を担います。
※古民家鑑定士資格は3年ごとに更新が必要です。資格証更新講習を受講することで資格証の更新ができます。
<古民家鑑定士の業務内容>
主に以下の通りです。
1、古民家の調査・判定・提案
残すべく築50年以上の伝統構法の古民家並びに在来構法の木造住宅を実際に鑑定し、耐久性や希少性、文化的な住環境の保存などの総合的な判断基準に基づき古民家鑑定書を発行し、このような築50年以上経った古民家に対して新たな価値の創造をおこない、ユーザーに提案していくことを業とする。
2、古民家再生、活用の促進・流通経路の構築
築50年以上の木造住宅の移築や再生事業で再活用可能な住文化をユーザーへ提案すると共に、築50年以上木造住宅の流通経路を構築し、適正価格での古民家や伝統資財の流通システムを伝統資財施工士と協力し構築していくことを業とする。
3、古民家の社会的認知の促進
古民家が長期耐用住宅であることをユーザーへ伝え、可能な限り残していけるように社会的認知の促進を図り、合わせて伝統資財を活用した住宅、店舗の設計、施工などの提案をおこなっていく事を業とする。
(古民家鑑定本 著者:川上 幸生氏による実技講習会の様子)
<古民家鑑定士に関しては>
下記ホームページにて各地の講習会場や試験に関する事を載せていますのでご確認下さい。
古民家鑑定士向けの情報は下記、情報サイトよりご確認下さい。