愛媛県松山市は、10月6日から7日かけて地方祭(秋季大祭)が各地域で開催されます。
6日が宵祭。7日が本祭。というのが一般的で私の地元は、松山市無形民俗文化財に指定されている「勝岡一体走り」という伝統的なお祭りです。
私は、就職してからこれまで、周りにご理解頂き6日と7日は必ずお祭りに参加するためにお休みを頂いています。
6日は、お祭りの中心となる大人神輿(青年団)の役を長年受けさせて頂いているので、その活動と何より大切なのは子供神輿(少年団)のお手伝いです。
いずれ、この子ども達が青年団に入団しお祭りを受け継いでいきます。
私たちの青年団は、複数の町がひとつになり大きなエリアですが、私の町には、子供神輿もあり連綿と受け継がれています。子供神輿は小学生から中学生まで。残念ながら今年は中学生はおらず小学生3人という少ない中ででしたか、少年団長(小学5年生)のしっかりとした挨拶で宵祭が幕をあけました。
写真左が、今年小学1年生になり祭りデビューした息子。
私たちのころは確か5年生くらいからじゃないと神輿には触らせてもらえませんでしたから、良い意味で恵まれています。
今まで少年団だった高校生達もしっかりとサポートしてくれました。
体格も大きくなり、少年団時代は「痛い」とか「しんどい」って言っていたのが嘘のようです(笑)
こうした、地域の繋がりが生まれるのも「祭」の良いところ。
現代社会は、デジタル化や核家族、過保護、プライバシー重視などもあり、地域内のコミュニケーションが寂しくなっています。
子ども時代には、地域の人から愛情を受け、育ててもらっています。
時には可愛がり、時には叱り。それが地域の良いところ。だと思っています。
毎年、休みを貰い祭りに参加するのは、ただ単に祭りが好きだけでなく、住み続ける自身の町が行く末長く残ることと、地域の絆が太く連綿と受け継がれることを願っています。
私にとって町内でできることは、盛り上げることだけです。(笑)
自身の町を愛しましょう。そして、それを受け継ぎましょう。