今となっては夏には欠かせない「エアコン」その歴史を調べてみました。
うちの家のエアコンでもお世話になっている「ダイキン工業」のホームページから。
・1930年、フロンガスによる冷媒の開発。
現在のような冷凍空調によるエアコンが登場したのは、1930年のことです。
アメリカの科学者トーマス・ミッジェリーが、フッ素と塩素の化合物フロンガスの開発を行いました。
このフロンガスを使った冷媒は、無味無臭で、その上燃えないため理想的な冷媒法とされ、直ちにエアコンとして商品化されました。
これにより、5年後のフロンガスの生産量は30倍以上にもなりました。
・1950年代、国産ルームクーラーの登場。
日本では、1950年代から、国産のルームクーラーが市場に出回り始めます。
この頃は、まだ室内機と室外機が一体化したウィンド型が中心で、高価な上に大型だったこともあって、店舗や事務所での利用がほとんどでした。
その後、60年頃には、室内機と室外機が分離したセパレート型や、ヒートポンプ式の暖房機能を備えたものが登場。 「ルームエアコン」と名称が変わった60年代中頃からは、家庭にも普及しました。 除湿機能を搭載したエアコンが初めて発売されたのも、この時期です。
その後、地球環境なども考えられた本格エアコンを目指し、進化し続けています。
今では無くてはならないエアコン。環境に負荷をかけない利用にしたいですね。