古材(こざい)を何故使わないのか?!

古材とは「築50年以上経過した古民家から取り出された木材」を指します。

最近は減りましたが、古材(ふるざい)として認識され、施主さんが使いたくても施工業者は、

「古い木だから強度が無いですよ〜」
「虫がいるからやめた方がいいですよ〜」
「他の木材と色が合わないですよ〜」
最終的には
「高くつきますよ〜」

と言います。私自身、5年前に大手メーカーから言われた事でした。

でも、地元の大工さんとか材木屋さんにリフォームを考えている時、何度か古民家を見に来てもらったことがありました。
すると、
「立派な梁だね〜!もうなかなか手に入らないよ。捨てたらいかんよ!」
「まだまだ使えるよ!」
「いい味が出てきているね」
など正反対の答えが返ってきたのです。

しかし、どうでしょう。今や大手が広告をうち、綺麗なカタログを作り施主さんに渡してプランニングをしてくれる。

どうしても、大手が言うことが正論に聞こえてくるんです。

結局のところ、古材は強度はあり、とてもいい木なんだけど、それを使うことが面倒だから薦めたくないんだと思います。

古材を刻める職人さんもいないのでしょう。

しかし、地域にはそういったモノの価値が解る職人さんは沢山います。

こだわりをもった職人さん沢山います。

でも、本当に造りたい家を造れる職人さんも今、減っているのだと思います。

歯止めをかけないと、将来日本の技術は継承されていきません。そして価値ある材もどんどん失われていきます。

古民家から新築へ建て直そうと思うときは1本でも良いので新しい家に使いませんか?

また新築する際に古材を取り入れてみませんか?!

古材を快く使用してくれる職人さんや業者さんはきっと良い業者さんだろうと勝手に思っています。

古材も安心できる古材をご使用下さいね。
「ふるざい」呼ばれるためルートによると二束三文で入荷し高値で売られているところもあるようです。

古材倉庫の古材は1本1本にPL保証がつきます。
全ての古材を木の神様「伊太祁曽神社」にてお祓いを受けています。
そしてヤング係数を測定し強度を確認します。

先日も、茨城から神奈川へ3本古材がお嫁にいきました。新しい歴史を刻んでくれることでしょう。

私は、古材が好きで古材倉庫本部に入りました。また、自分が味わった古材を快く使ってくれない現実が嫌でこの業界に飛び込みました。
自分が販売する古材に関しては誠心誠意、対応させて頂きたいと思っています。

お気軽にご相談下さいね!

古材倉庫グループ
http://www.kozai-g.com/