今日のメルマガで書かせていただいた記事。
河野太郎大臣が昨年12月25日にSNSに投稿した
「新年会挨拶マニュアル」が反響を集めておりとても参考になりました。
その新年会挨拶マニュアルは下記
1,挨拶は短いこと
幸せは長く、挨拶は短く
2,代理の挨拶は特に短く
代理の挨拶が1分を超えるのは厳禁です。
3,説明をしないこと
よく「長い挨拶は嫌われますから」とか「挨拶は短い方が喜ばれるものですから」とか
「短い挨拶にしようと思いますが」とか言って挨拶を延ばす人がいますが、そんなことを言わず
短く終わらせましょう。
4,世界情勢について話をしないこと
「最近の世界情勢を見れば、バイデン政権は、、、、習近平は、、」
きっと新聞にもっと詳しく出ていますし、話が延びます。
5,国際経済について話をしないこと
「アメリカの金利引き上げがうんちゃらかんちゃら・・・」
みんな日経新聞読んでいますし、話が延びます。
6,役不足にならないこと
よく挨拶の中で、「役不足でございますが、、」という方がいらっしゃいます。
「役不足」というのは、「なんで俺に会長やらせないのか。副会長なんて俺には『役不足』だ」ということです。
たぶんあなたが言いたいのは「力不足」です。
7,おめでたい話をしましょう
深淵を事祝ぐために集まるのですから、探してでもおめでたい話をしましょう。最近あった事件や事故の話はやめましょう。
8,所信表明をしないこと
そもそも所信表明をするための会ならば別ですが、みんなが杯を持っていたり、料理が並んでいるときには所信表明はやめましょう。
9,代読するものは事前に読んでおくこと
事前に読んで、もし長かったらカットしておきましょう。
10,挨拶は短いこと
それに尽きます。
今日は・・・
報告として喋るのか
挨拶として喋るのか
スピーチとして喋るのか
喋る機会は立場によっては増えるもの。
それはありがたい機会でもありますが、その立ち位置は非常に大事なんだと改めて感じさせていただいた記事でした。
ちなみに・・・
「報告」で大切なこと
1 結論から述べる
2 事実を伝える
3 感謝も述べる
4 簡潔に
挨拶は、
公の席や舞台などで、
大勢の人に向かって
祝いやお礼などの「気持ち」を述べる言葉。(by大辞林)
挨拶で大事なのは、
1 求められているものを考える
2 感謝を述べる
3 出来る限り簡潔に
スピーチは、
大勢の人の前で、
自分の主義・主張や意見を述べること。
教義・道理、意義などを、述べ解くこと。(by大辞林)
“演説とは英語にてスピイチと云い、
大勢の人を会して説を述べ、 席上にて我思ふ所を人に伝える法なり。
(『学問のすゝめ』十二編)”
改めて、その場での立ち位置を理解し相手に伝える・届ける力を磨かなきゃいけないなと感じました。