2年半振りに宮崎へ来ました。今回は、古民家鑑定士講習・試験を開催するためです。
5月からテキストが刷新され、古民家鑑定書も大きく改定されました。
古民家鑑定士に求められる内容は高まっています。
また、既存住宅インストラクターや既存住宅アドバイザーの様に昭和56年以降の中古住宅に対して、昭和56年以前の中古住宅(築50年を経過する木造家屋を対象)を古民家鑑定士が専門家として評価していきます。
中古住宅の流通が促進されない事由に
・中古住宅の品質が明確でない
・立地条件などが好みにあわない
・中古住宅は資産価値が低い
・ご近所付き合いが煩わしい
・地域コミュニティーの活性化不足
などがあげられます。
古民家は今のライフスタイルにはそぐわない点もあります。
・寒い
・暗い
・使い辛い
し、か、し 今の住宅とは比較にならない良さもあります。
古民家鑑定士というプロが古民家を鑑定し、家歴書やメンテナンススケジュールがある事で安心が持てますし現在の生活にあう家にリノベーションも難しくはありません。
築30年程度の中古住宅より築50年の古民家の方が、和モダンでカッコいいおしゃれな家になると思いますね。
そういったのを古民家鑑定士や伝統資財施工士を始めとするプロと家づくりするのが、本当の家づくりだと思います。家は買うものでなく作るもの。
中古・リフォーム市場は新成長戦略の中で20兆円市場と言われています。
古民家を担当するのが古民家鑑定士です。