木造住宅簡易鑑定へ

木造住宅簡易鑑定とは・・・

公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会と提携し、シルバー人材センターに登録されている方々を対象に木造住宅簡易鑑定士の講習を実施しています。

木造住宅簡易鑑定は、資格者が古民家に利用されている古材について、第三者の視点で評価を行うことです。
長い年月をかけ、強度を増した古材などの価値を鑑定し、古材の本当の価値を知っていただくことで、所有者の方はもちろん、これから引き継いでいく方々にも古材を大切に生かしていただけるようになる重要な役割を担っています。

シルバー人材センターに登録されている方に「木造住宅簡易鑑定士」の講習を開催し、鑑定士として活動していただいております。

今日は愛媛県の南端でもある伊方町三崎町へ。

文政3年建築の古民家は築202年。空き家になって30年弱。もともと庄屋のお宅であり構造材は立派なものが使われています。この地域は海に面しており木造の住宅は今数が少ない中、現存しています。空き家の時間が長く、どうしても傷みがあるのは否めません。

今日はいつもの清川・森川コンビ(公益社団法人松山市シルバー人材センター所属)に調査をおこなっていただきました。

これまで数多くの調査をおこなっているため、2人の息はピッタリ。

鑑定書が完成したら、古民家住まいるへ掲載予定です。活用を希望される方に受け継がれると幸いです。